成田国際空港会社(NAA)は1月27日、各社が空港内に設けているバス乗車券販売カウンターについて、2月1日から統一すると発表した。各地へ向かうリムジンバスや、「LCCバス」「1000円バス」などと呼ばれているローコストバス(LCB)「エアポートバス東京・成田」を区分することで、利用客の利便性向上につなげる。
*2月1日に統一スタート。記事はこちら。
現在のバス乗車券カウンターは、行先と路線により窓口が分かれている。2月1日から再編し「統合カウンター」を設置。リムジンバスを運行する東京空港交通と、京成バスの窓口を統一することで、ローコストバス以外の全路線を購入できるようになる。また、有人カウンターのほか自動券売機も併設し、バスカウンター全体の混雑緩和を図る。
8社が運行するローコストバスは、現在は各社で乗車方法が異なる。2月1日からは「LCBカウンター」を新設し、窓口購入に統一する。
「統合カウンター」と「LCBカウンター」は、第1ターミナル(T1)と第2ターミナル(T2)、第3ターミナル(T3)のそれぞれ1階に設置。「統合」と「LCB」を併設するカウンターを各ターミナルに設置し、T1とT2には2カ所ずつ、T3は1カ所設ける。このほかT1には、統合とLCBを1カ所ずつ設ける。
営業時間はカウンターにより異なる。統合カウンターは午前6時30分から最終便まで。LCBカウンターは午前7時から午後11時まで。LCBカウンター営業時間外に運行する5便については、バスに直接乗車し、運賃を支払う。
関連リンク
バスでのアクセス(NAA)
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