エア・ドゥ(ADO/HD)で1月17日、札幌(新千歳)午前9時発予定の神戸行きHD118便(ボーイング737-700型機、登録記号JA12AN)に乗務予定だった機長が携帯する技能証明書に不備が見つかり、交代のため出発が2時間15分遅れた。後続の3便も最大2時間12分遅れ、HD118便の乗客124人(幼児2人含む)をはじめ4便合計で481人に影響が出た。
遅れが生じた3便は、神戸発札幌行きHD119便(乗客107人、うち幼児1人)が2時間12分遅延、札幌発神戸行きHD120便(乗客117人、幼児なし)が1時間21分遅延、神戸発札幌行きHD121便(乗客133人、うち幼児1人)が50分遅延となった。
エア・ドゥによると、機長は2019年8月20日に技能証明の審査に合格していたが、この結果が記載された用紙ではなく、次回の審査に使う結果が未記入の用紙を携帯していたことから証明書の不備になった。
機長への聞き取りは現在進めており、詳しい原因などは調査中だという。
遅延発生便(定刻/実績)
HD118 札幌(09:00/11:15)→神戸(11:05/13:22)
HD119 神戸(11:40/13:52)→札幌(13:30/15:42)
HD120 札幌(14:55/16:16)→神戸(17:00/18:12)
HD121 神戸(18:00/18:50)→札幌(19:50/20:31)
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