エア・カナダ(ACA/AC)は現地時間1月15日、同社向け初号機となるエアバスA220-300型機(登録記号C-GROV)を、本社のモントリオールでお披露目した。商業運航は翌16日から開始し、カナダ国内線や米国路線に投入する。カナダの航空会社がA220を導入するのは初めて。A220-300は北米では初導入となる。
同社のA220-300は2クラス137席で、ビジネス12席、エコノミー125席。45機を確定発注済みで、2022年の完納を見込む。確定発注分は、カタログ価格で総額38億米ドル(約4179億円)で、このほか30機分のオプションを設定する。エアバスはA220をカナダのケベック州ミラベルのほか、米アラバマ州モビールでも製造しているが、エア・カナダ向けのA220はすべてミラベルで製造する。
商業運航は1月16日からで、モントリオール発カルガリー行きが初便となる。今後はモントリオールとトロントを拠点とし、カルガリーとオタワ、ウィニペグなどのカナダ国内線のほか、ニューヨーク(ラガーディア)線にも投入。このほか、5月4日に開設するモントリオール-シアトル線、トロント-サンノゼ線の2路線にも導入する。
A220は、カナダのボンバルディアが開発した小型旅客機「Cシリーズ」の新名称。Cシリーズの製造や販売を担う事業会社「CSALP」を、エアバスが2018年7月に買収したことで改めた。Cシリーズは、CS100(100-135席)と、中胴が3.7メートル長いCS300(130-160席)の2機種が開発され、CS100をA220-100、CS300をA220-300に改称した。
19年12月に初号機
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製造100機に到達
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米国でも製造
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A220日本で初デモフライト
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中部でデモフライトした理由
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デモフライトの動画
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写真特集・A220-300お披露目
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エア・カナダ
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