ボーイングは現地時間1月14日、2019年の民間機の年間納入機数が、前年比426機減の380機だったと発表した。3月に発生した737 MAXの墜落事故が大きく影響し、前年の半数以下に落ち込んだ。

19年納入が前年を大きく下回ったボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
総受注からキャンセルを差し引いた「純(ネット)受注」は、980機減のマイナス87機。受注残は248機減の5625機となった。競合のエアバスは納入が863機(前年比63機増)、純受注は768機(同21増)で、納入・受注ともにエアバスが大きく上回った。
機種別で見ると、737は納入が