ボーイング, 機体 — 2013年4月22日 06:20 JST

ボーイング、747-8を月産1.75機に減産 大型機の需要減に対応

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 ボーイングは現地時間4月19日、747-8型機を現在の月産2機から同1.75に減産すると発表した。決算への影響はほぼないと見込んでいる。

日本貨物航空の747-8F。ボーイングは747-8を減産=12年8月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 大型機に対する市場での需要減少に対応するもので、変更後の生産レートで製造する最初の機体の引き渡しは2014年初頭を予定。ボーイングでは航空貨物市場の長期的な成長傾向は14年には回復し、旅客型の747-8インターコンチネンタル(747-8I)など大型機の引き渡し機数は今後20年間で790機と予測している。

 ボーイングは3月末時点で747-8Iを40機、貨物型の747-8Fを70機の計110機を受注。引き渡し機数は747-8Iが14機、747-8Fが32機の計46機で、日本の航空会社では日本貨物航空(NCA)が747-8Fを2機受領している。NCAの発注機数は受領済みの機体を含めて14機。

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