エミレーツ航空、ストックホルム線を9月開設　ドバイから直行便

　エミレーツ航空（UAE）は9月4日からドバイ－ストックホルム線を開設する。毎日1往復の直行便で、スカンジナビアへの路線を拡大する。

エミレーツ航空の777-300ER（同社提供）

　機材はボーイング777-300ER型機を予定。座席数はファースト8席、ビジネス42席、エコノミー304席の354席。2011年に開設したドバイ－コペンハーゲン線が堅調なことからスカンジナビアでの路線網強化を行う。新路線はドバイとスウェーデンを結ぶ唯一の定期直行便のため、ドバイ経由の乗り継ぎ需要の獲得も期待できる。

　UAEの貨物部門エミレーツ・スカイカーゴは、本路線の就航により両国間で毎日合計19トンの貨物輸送が可能。医薬品や建設機器、電子製品、生鮮食料品、繊維製品、レザー製品、植物などの輸送が見込まれる。スカイカーゴはスウェーデンのヨーテボリへ週3便の貨物専用便を運航しており、ストックホルム線就航で北欧でのUAEの貨物事業も強化される。

　UAEは今後6月3日に羽田空港、10月1日にフィリピンのクラーク空港に就航する。

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