エアライン, 機体 — 2019年12月13日 21:35 JST

JACのサーブ340B、20日に最終便 喜界島発鹿児島行きで退役

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 日本エアコミューター(JAC/JC)は12月13日、月内で退役するサーブ340B型機の最終便が20日の喜界島発鹿児島行きJC3784便になる予定だと明らかにした。

12月20日で退役するJACのサーブ340B=19年12月1日 PHOTO: Masahiro SATO/Aviation Wire

 サーブ340Bは、1992年に日本で初めてJACが採用。全11機が導入され、東は松本から西は与論まで、西日本の地方路線で約27年間運航を続けた。チャーター便としては国際線となる鹿児島から釜山への運航実績がある。また、同じく日本航空(JAL/JL、9201)傘下の北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)の同型機が整備で運航から外れる際は、HAC便として道内でも活躍した。

 現在残るのは2機(登録記号JA8594、JA8703)で、いずれも退役まで使用する計画。当初は11月末に実施した退役チャーターがサーブの最終商業運航となる予定だったが、後継機の納入遅延で退役が12月中にずれ込んだ。

 サーブの退役により、JACの機材は仏ATR製ターボプロップ機のATR42-600(1クラス48席)が7機、ATR72-600(同70席)が2機の計9機となり、機材更新が完了する。

運航スケジュール
JC3784 喜界島(14:55)→鹿児島(16:05)

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