エアバスは現地時間12月11日、エールフランス-KLMグループがエアバスA350-900型機を10機追加発注したと発表した。傘下のエールフランス航空(AFR/AF)が運航する見通し。
今回の発注で、同社が発注したA350-900は38機に増加した。エールフランスの初号機(登録記号F-HTYA)は9月27日に引き渡されており、大西洋路線やアジア路線に投入する。
初号機の座席数は3クラス324席で、ビジネスクラス34席、プレミアムエコノミー24席、エコノミークラス266席となる。
エールフランスは、2022年までに総2階建ての超大型機A380の退役を予定しており、A350やボーイング787型機などへの置き換えを計画している(関連記事)。
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エールフランスのA350
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