日本航空(JAL/JL、9201)と米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)は11月27日、連携協定の覚書(MoU)を締結したと発表した。JALが海外の大学と協力関係を構築するのは初めて。
両者は共同研究プログラムやコラボ活動などを進めるほか、教育・研究分野で学生と教職員との交流などにも協力する。今後は、UCLAの研究者・学生による日本調査・研修の支援を予定。日米交流と地域社会の活性化を図るほか、日本の災害復興と防災の取り組みを海外へ発信する。
JALグループで、航空機部品などを調達する現地法人JAL Engineering USAは、UCLAの日本研究拠点・UCLA TERASAKI CENTER FOR JAPANESE STUDIESと協力。両者はこれまで、UCLAの学生に研修機会を提供し、人財育成や社会貢献に取り組んでいる。
JALと大学の連携協定
・JALと東工大、連携協定締結(19年11月4日)
・JALと慶大、連携協定締結(18年9月20日)
・活水女子大とJAL、長崎から発信したいメッセージ込めたマグネット配布(18年7月29日)
・四国大学とJAL、連携協定締結(18年7月4日)
・JALと中央大、連携協定締結(18年6月14日)
・JALスカイ大阪、京都外大と協定 双方向で人材交流(16年11月16日)
・JALと日本経済大、教育連携協定を締結 空の人材育成に(16年8月5日)