シンガポール航空(SIA/SQ)は、ボーイング787-10型機のシンガポール-福岡線就航1周年を記念し、福岡発SQ655便で九州の食材を使った機内食を12月1日から2020年1月5日まで提供する。
同社の787-10は、2018年12月9日に福岡へ就航。座席数は2クラス337席で、ビジネス36席、エコノミー301席となっており、観光需要が多い中距離路線を中心に投入している。従来はA330-300(2クラス285席:ビジネス30席、エコノミー255席)で運航していた路線で、1便あたりの提供座席数が52席(18%)増えた。
記念の機内食メニューは、ビジネスとエコノミー両クラスが対象。ビジネスは洋食メニューの一つとして、「和牛ビーフハンバーグ、 おろし玉葱ソース 柚子胡椒風味 季節の野菜とご飯」を提供する。九州産の和牛や、福岡県糸島産の赤米・もち麦を使ったご飯を用意し、鹿児島県の大和酒造が製造する芋焼酎「大和桜」も搭載する。
エコノミーでは、787-10福岡就航1周年を記念した特別包装の「八女茶スイートポテト」を提供する。
シンガポール航空によると、九州への訪日客だけではなく、日本から海外へ向かう乗客にも九州の味を楽しんでもらいたいという。
運航スケジュール
SQ656 シンガポール(01:20)→福岡(08:10)
SQ655 福岡(09:45)→シンガポール(15:20)
関連リンク
シンガポール航空
日本初公開時の写真特集
ビジネスクラス編 隣り合うベッドになる中央席(18年4月10日)
エコノミークラス編 フットレスト廃止で足もと広々(18年4月14日)
チャンギ空港到着時の写真特集(現地取材)
・世界初の787-10、関空経由で到着(18年4月4日)
関空・成田・セントレア・福岡就航
・シンガポール航空の787-10、福岡就航 A330日本路線から姿消す(18年12月9日)
・シンガポール航空、787-10中部就航 重工社員招く(18年7月30日)
・シンガポール航空の787-10、成田就航 開港40周年に華添える(18年5月19日)
・シンガポール航空の787-10、関空就航 世界初の定期便、18%供給増(18年5月3日)
関空で日本初公開
・シンガポール航空、関空で787-10日本初公開 就航50周年、5月に世界初定期便(18年4月4日)
シンガポールで初号機公開(現地取材)
・シンガポール航空、787-10公開 新シート採用、5月に関空就航(18年3月28日)