日本航空(JAL/JL、9201)は、チャット形式でハワイの情報を回答するバーチャルアシスタント「マカナちゃん」を活用し、利用者の好みに合ったハワイ旅行のプランを提案するサービスを11月20日から始めた。
マカナちゃんは、利用者とのチャットによる自然な会話でサービスを案内するチャットボットで、今回のサービスは第6弾。日本IBMとアルティテュードインキュベーション(東京・中央区)、Wovn Technologies(東京・港区)の協力を得て、ハワイ旅行の日程や人数、好みの観光スポットなどを伝えると、利用者の予定や好みに合わせた旅行プランを自動生成して提案する。
シリコンバレーのスタートアップ企業「inspirock」が開発した旅程自動生成技術を、日本展開を支援するアルティテュードを通じて導入。Wovnの多言語化機能で日本語展開した。
JALの首都圏を発着するホノルル線は成田から1日4往復で、2020年3月29日開始の夏ダイヤではこのうち2往復を羽田へ移管。都心からの利便性向上や、全国からハワイへ渡航する需要を取り込む。
関連リンク
マカナちゃん(JAL)
JALのハワイ路線
・JAL、羽田発着枠増枠でホノルル2便 20年3月国際線強化、全国からハワイへ(19年11月19日)
・JALとハワイアン航空の共同事業、独禁法適用除外認めず 米運輸省(19年10月4日)
・ハワイアン航空、羽田-ホノルル増便 夏ダイヤから(19年8月16日)
・ハワイアン航空、福岡11月再就航へ 週4往復(19年6月28日)
・JALとハワイアン航空、共同事業へ ATI申請(18年6月15日)
・JALとハワイアン航空、コードシェア開始、成田2タミに集結(18年3月26日)
・JAL、ハワイアン航空と提携 18年3月からコードシェア、特典航空券やマイルも(17年9月26日)
特集・JALさん、シリコンバレーで何やってるんですか?
前編 表敬訪問で終わらせない
後編 地に足着いたベタなイノベーションを