エミレーツ航空(UAE/EK)は現地時間11月18日、エアバスA350-900型機を50機発注したと開催中のドバイ航空ショーで発表した。
エミレーツは今年2月に、総2階建ての超大型機A380について、受注残のうち39機をキャンセルすることを決定。これにより、エアバスは新規受注が途絶えているA380の引き渡しを2021年に終了すると発表した。
エミレーツの会長兼CEO(最高経営責任者)を務めるシェイク・アハメド・ビン・サイード・マクトゥーム殿下は、「我々のA380と777を補完するA350は、キャパシティーや航続距離、路線展開など運航の柔軟性を高める」との声明を発表し、ドバイをハブとする戦略を強化していく姿勢を示した。
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