イベリア航空(IBE/IB)は2020年3月から、マドリード-成田線にエアバスA350-900型機を、段階的に投入する。従来のA330-200から大型化し、プレミアムエコノミーを設定する。また6月からは週2往復増便し、1日1往復のデイリー運航となる。
同社のA350-900は3クラス348席で、ビジネス31席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー293席。A330-200(2クラス288席:ビジネス19席、エコノミー269席)と比較し、1便あたり60席増える。
マドリード-成田線は、10月26日に終了した夏ダイヤでは週5往復運航。マドリード発を月曜と木曜、金曜、土曜、日曜に設定していた。翌27日から始まった冬ダイヤでは、月曜を除く週4往復を運航している。2020年6月からは、2019年夏ダイヤ比で2往復増便し、1日1往復運航する。
イベリアは、同路線を1986年5月に開設。1998年11月の撤退まで、12年6カ月運航していた。その後2016年10月18日に週3往復で再就航。2年後の2018年10月20日から2往復増便し、週5往復運航している。
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イベリア航空
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