エアライン, 官公庁 — 2019年10月23日 17:04 JST

ラオス航空、熊本20年3月就航 ビエンチャンなど2路線、週2往復ずつ

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 国土交通省航空局(JCAB)は、ラオス航空(LAO/QV)から出されていた外国人国際航空運送事業の経営許可申請を、10月21日付で許可した。同社は2020年3月18日から、熊本への定期便2路線を開設する。

20年3月に熊本へ就航するラオス航空(同社提供)

 首都・ビエンチャンと古都・ルアンパバンから週2往復ずつ、熊本へ乗り入れる。ビエンチャン線は水曜と土曜、ルアンパバン線は月曜と金曜に運航。いずれもエアバスA320型機(2クラス158席:ビジネス8席、エコノミー150席)を投入する。

 JCABは2014年2月に、ラオスの航空当局とオープンスカイで合意。ラオス航空はこれまで、日本へはチャーター便で乗り入れていた。ビエンチャンとルアンパバンからは、2015年に成田へ運航した。

 同社はビエンチャンを拠点に、バンコクやハノイなど、東南アジアの周辺各国へ就航。東南アジア以外では、上海や広州、ソウルなどにも乗り入れている。熊本のほか北京への就航も決定し、今後は台北などへの乗り入れも計画する。

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