パソナ(2168)グループのパソナJOB HUB(PJH、千代田区)と日本航空(JAL/JL、9201)は10月17日、都市部で働く人が複数の異なる仕事を持つ「複業」の推進に向けて協業を始めたと発表した。PJHが提供する地方の中小企業や団体と都市部の人材をマッチングするサービス「JOB HUB TRAVEL」の利用者が、地方へ移動する際の航空券支援などをJALが担う。
第1弾として、PJHが広島県安芸高田市で実施する地域企業とのマッチング支援で、フィールドワークに参加する都市部の参加者に対し、JALが羽田-広島間の航空券手配や費用を負担する。
JOB HUB TRAVELは今年3月22日にスタート。都市部の人が同サービス上で地方の中小企業の事業概要や業務を検索し、気に入った業務にエントリーする。面談で双方が合意すると業務委託契約を結び、ウェブサイト上だけではなく現地でも交流しながら仕事をする。
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