エアライン, 空港 — 2019年10月16日 15:27 JST

ピーチ、成田LCCターミナルへ移転 27日から、国際2路線も運航

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は冬ダイヤが始まる10月27日から、成田空港のターミナルを変更する。バニラエア(VNL/JW)を吸収し、バニラの運航終了に伴うもので、バニラが使用しているLCC専用の第3ターミナル(T3)に移転する。

成田のターミナルを変更するピーチ・アビエーション=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 T3は前日の26日までバニラが使用し、バニラ最終便となる午後1時発のJW103便台北(桃園)行きの出発後、ピーチの移転作業を開始する。T3からの出発初便は、27日午前7時35分発の関西行きMM312便となる見込み。ピーチは同日から、成田の拠点化を開始。成田はピーチ5番目の拠点となる。

 バニラは現在、T3で使用しているチェックインカウンターはEカウンター。ピーチがは国内・国際線ともにFカウンターを利用する。

 ピーチは2013年10月27日の成田就航時から、第1ターミナル(T1)を使用している。現在の成田路線は国内5路線のみで、10月27日からはバニラからの移管路線となる台北線と高雄線の2路線を運航する。12月26日からは石垣線も運航し、国内線は6路線となる。

 現在運航する国内5路線のうち、ピーチが開設し運航を継続しているのは関空と福岡の2路線のみ。札幌と那覇の2路線は開設後に運休し、バニラからの移管により再就航した。残り1路線はバニラが開設した奄美大島線で、10月1日からピーチ路線として運航を開始した。

 バニラが運航する成田路線は国内5路線、国際3路線の計8路線。このうち国内線は函館線を除く4路線、国際線は香港線を除く2路線をピーチへ移管する。移管しなかった2路線は順次廃止した。

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ピーチ・アビエーション
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