日本航空(JAL/JL、9201)とグループ会社の北海道エアシステム(HAC、NTH/JL)は、アイヌ文化振興を支援する一環として、2020年4月開設予定の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」をPRするデカール機の運航を始めた。
JALは、2015年12月に北海道と包括連携協定を締結。今年9月からはHACとともに、北海道を応援する企業や団体が集う「ほっかいどう応援団会議」に参加している。ウポポイは2020年4月24日に北海道白老町(しらおいちょう)に開設予定の施設で、来場目標100万人達成を支援する一環として、HACが運航する3機のサーブ340B型機全機の前方左側ドアにウポポイをPRするデカールを貼り、開設200日前の10月7日からは3機がそろった。
HACの機内誌などで、ウポポイやアイヌ文化を乗客に紹介していく。
・HAC初の機材更新、20年3月就航へ ATR42-600、初号機は特別塗装(19年7月29日)
・HAC、初の68歳定年パイロット 2万時間超、13日でラストフライト(19年3月14日)
・JALとHAC、札幌・丘珠空港でFacebookファン感謝イベント 操縦室で記念撮影も(18年9月2日)
・北海道エアシステム、ATR42-600発注へ サーブ後継、20年就航(18年7月18日)
・HAC、丘珠空港で就航20周年式典 桑野社長「20年までに機材更新始めたい」(18年3月29日)
・HAC、緑色旧塗装ラストフライト 鶴丸に統一(17年11月2日)
・JALと北海道、包括連携で協定 航空券プレゼントも(15年12月8日)