日本航空(JAL/JL、9201)は、パイロットのインターンシップの募集を始めた。日程は3日間で、11月から順次開催する。自社養成パイロットの業務体験を通じて、パイロットの仕事や航空業界に関する理解を深めてもらう。最終締切は12月16日を予定している。
対象は4年制大学または大学院の在籍者で、パイロットの仕事に興味がある人。3日間の内容は、最初の2日間実施する「1stステージ」が座学形式での業務紹介とグループワーク。副操縦士との座談会を通じ、JALのパイロットの仕事や文化を学ぶ。残り1日は「2ndステージ」で、機長との交流やシミュレーター体験を通してJALのパイロット業務を理解してもらう。
実施期間は、11月22日から12月10日と、12月16日から2020年1月9日、2月3日から3月2日の3コースを用意。内容は3コースとも同じで、複数のコースには参加できない。
選考方法はウェブでの書類選考と適性検査、面接または動画選考。インターン会場は、年内2コースが東京、年明け1コースが東京と大阪となる。
JALの採用サイトからエントリーする。問い合わせは、JALのパイロットインターンシップ事務局(E-mail:p-saiyo[アットマーク]jal.com アットマーク部分は半角記号に要変換)まで。今回のイベントは、今後の採用とは関係ないという。また、企画職のインターンも募集する(関連記事)。
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インターンシップ情報
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