日本航空(JAL/JL、9201)とスペインのアマデウスは10月2日、戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
JALは日本国内の旅行会社に対し、国際線を予約する際にアマデウスが提供するGDSシステム「セルコネクト(Amadeus Selling Platform Connect)」の利用を推奨。セルコネクトの利用により、JALが導入している旅客サービスシステム(PSS)「アマデウス アルテア」とリアルタイムで予約情報が共有され、利用者によりスムーズな案内が可能になるという。
JALは2017年11月にアルテアを導入。これに伴い、今年4月からは国際線の予約開始日を従来から30日早め、搭乗360日前から予約できるようにした。
一方、現在の推奨GDS「AXESS(アクセス)」を運営するアクセス国際ネットワークは、2021年3月31日で営業を終了する。
関連リンク
日本航空
アマデウス・ジャパン
アクセス国際ネットワーク
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