日本航空(JAL/JL、9201)は10月1日、乳がん早期発見を目的とした検診受診の啓発キャンペーン「ピンクリボンフライト」を、羽田午前8時55分発那覇行きJL907便(ボーイング777-200型機、登録記号JA8985)で実施した。客室乗務員がピンク色のスカーフを巻き、パイロットはピンクの肩章を付けて乗務し、乳がんの正しい知識、早期発見の重要性を訴えた。
JALは2004年から、エスティ ローダー グループ(ELGC、東京都千代田区)と乳がんの啓発活動を行っている。14回目となるピンクリボンフライトは、乳がん早期発見を目的とした検診受診の啓発キャンペーンの一環。客室乗務員のスカーフは、ジェイエア(JAR/XM)で使われているピンク色のものを巻いた。
搭乗口付近は「プリンセチア」(トウダイグサ科)でピンクに彩られ、JL907便の乗客373人(幼児2人含む)には、乳がんキャンペーンの知識啓発カードと、青いカーネーション「ムーンダスト」の一輪挿しを配った。同便は修学旅行生が多く、若年層への啓発となった。
関連リンク
ピンクリボンキャンペーン(JAL)
エスティ ローダー グループ ピンクリボン キャンペーン
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