ジャルパックと日本エアコミューター(JAC/JC)は、サーブ340B型機が退役することを記念し、11月30日出発限定の退役チャーターツアーを実施する。
ツアーの出発地は東京と大阪、現地合流となる鹿児島で、旅程は2日間。募集人員は30人で、1人から申し込める。販売期間は9月27日から10月7日午前10時までで、抽選販売になる。代金は2人1室の場合、東京発が9万4000円、大阪発が9万1000円、現地合流が7万4000円で、かごしま空港ホテルが宿泊先となる。
1日目は鹿児島空港内の格納庫など、JAC施設を見学。ホテルでは航空ファンである東海ラジオの酒井弘明アナウンサーの司会によるパーティーが開かれ、JACのパイロットや客室乗務員によるトークショーが行われる。
2日目はチャーターフライトで、鹿児島から徳之島へ向かう。定期便とは異なる航路で、奄美大島や喜界島などを空から眺められる。
日本航空(JAL/JL、9201)グループで鹿児島空港を拠点するJACは、1992年に340Bを導入。座席数は1クラス36席で、退役後は9機の仏ATR製ターボプロップ機に統一する。ATRの座席数はATR42-600が1クラス48席、ATR72-600が同70席となっている。
関連リンク
JAC SAAB340B退役チャーター
日本エアコミューター
JACのATR
・JAC、福岡-出雲線などATR42就航へ サーブ退役で(19年1月23日)
・JAC、ATR72就航 19年度サーブ退役で機材統一(18年12月1日)
・日本初のATR72就航 写真特集・JAC ATR72-600の機内(18年12月10日)
・JACのATR72、鹿児島到着 日本初導入、12月就航(18年11月8日)
・「Q400後継として活用」写真特集・JAC ATR72鹿児島到着(18年11月9日)
・JAC、ATR42のシミュレーター日本初導入(18年4月30日)
・JAC、機材半減9機に ジェイエアへ路線移管も(17年5月18日)
・JAC、ATR42就航 屋久島行き、9月に2号機(17年4月26日)
・特注ストレッチャーとおむつ台備え離島飛ぶ 写真特集・JAC ATR42初号機(17年3月15日)
・JAC、ATR42を8機発注 17年から置き換え(15年6月15日)
Q400退役
・JACのQ400、ひっそり定期運航終える ラストは退役記念チャーター(18年12月1日)
・週1回水洗いで塩害防ぐ 特集・JAC Q400退役チャーターツアー(前編)(18年12月8日)
・旧種子島空港見学に屋久島ローパスも 特集・JAC Q400退役チャーターツアー(後編)(18年12月8日)