エルアル・イスラエル航空(ELY/LY)はテルアビブ-成田線の直行便を、現地時間2020年3月11日から運航する。成田発の初便は翌12日から運航を開始する。イスラエルから日本への定期便は初就航となる。
週3往復で、テルアビブ発を月曜と水曜、土曜に設定。成田発はそれぞれ翌日となる。機材はボーイング787-9型機(3クラス282席:ビジネス32席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー222席)を中心に投入する。
3月28日までの冬ダイヤ期間の運航スケジュールは、曜日により異なる。就航日となる水曜の場合、成田行きLY91便はテルアビブを午後6時に出発し、翌日午後0時10分に到着する。折り返しのテルアビブ行きLY92便は、午後2時25分に成田を出発し、午後8時10分に着く。
3月29日から始まる夏ダイヤでは、各日とも同じスケジュールで運航する。成田行きLY91便はテルアビブを午後8時45分に出発し、翌日午後2時15分に到着する。折り返しのテルアビブ行きLY92便は、午後4時15分に成田を出発し、午後10時45分に着く。
成田での使用ターミナルは、全日本空輸(ANA/NH)が所属する航空連合・スターアライアンス各社や、エールフランス航空(AFR/AF)などスカイチーム各社が使用する第1ターミナルとなる見通し。
国土交通省とイスラエルの航空当局は、両国間の路線について2015年7月に協議。両国の航空会社が、成田-イスラエル間を週14往復までの開設で合意している。これまで両国間の定期便はなく、チャーターのみの運航だった。
チャーター便は2014年に、テルアビブと南部のオブダから関西空港へ運航。今年9月にはテルアビブから成田空港へ2往復を予定し、エルアルの子会社、サンドール国際航空(ELY/LY)が運航する。機材は777-200(3クラス270席:ファースト6席、ビジネス34席、エコノミー230席)を投入する。
運航スケジュール
冬ダイヤ(20年3月11日から28日)
テルアビブ→成田
LY91 テルアビブ(17:30)→成田(翌日11:40)運航日:月
LY91 テルアビブ(18:00)→成田(翌日12:10)運航日:水
LY91 テルアビブ(19:45)→成田(翌日13:55)運航日:土
成田→テルアビブ
LY92 成田(16:15)→テルアビブ(22:00)運航日:日
LY92 成田(13:55)→テルアビブ(19:40)運航日:火
LY92 成田(14:25)→テルアビブ(20:10)運航日:木
夏ダイヤ(20年3月29日から)
LY91 テルアビブ(20:45)→成田(翌日14:15)運航日:月水土
LY92 成田(16:15)→テルアビブ(22:45)運航日:日火木
関連リンク
EL AL Airlines
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