日本航空(JAL/JL、9201)のエアバスA350-900型機の2号機(登録記号JA02XJ)が8月31日朝、羽田空港へ到着した。格納庫前の駐機場では、すでに日本で訓練飛行を行っている初号機(JA01XJ)と並ぶ姿が見られた。
JALのA350は、ボーイング777型機の後継機。標準型のA350-900は主に国内線用777-200の、長胴型のA350-1000は長距離国際線用777-300ERを置き換える。A350-900は初号機から3号機までが特別塗装機で、機体後部にA350のロゴを大きく描き、初号機は“挑戦”を示す「レッド」、2号機は“革新”の「シルバー」、3号機(JA03XJ)は“エコ”の「グリーン」を採用した。
2号機は7月に初飛行。エアバスの工場がある仏トゥールーズを現地時間30日午前10時35分に出発し、羽田には31日午前6時33分ごろB滑走路(RWY22)に着陸し、同48分ごろ到着した。
A350の就航は9月1日で、羽田-福岡線が最初の路線となる。国内線仕様の座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席(2-2-2席配列)、クラスJが94席(2-4-2席)、普通席が263席(3-3-3席)。全クラス全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料提供し、出発して地上走行を開始してから、着陸後に駐機場へ到着するまで利用できる。映画などのビデオコンテンツは、途中で視聴を中断しても次回搭乗時に続きを楽しめる。
あす1日の初便には、初号機が使用される見通し。
*写真は7枚。
*訓練飛行中の機内の動画はこちら(ファーストクラス、成田→新千歳)。
関連リンク
A350就航記念特別サイト(JAL)
機内から撮影した離着陸や機内(YouTube Aviation Wireチャンネル)
・JAL A350 訓練飛行中の機内(ファーストクラス、成田→新千歳)
・JAL A350 成田離陸(機内から見たJA01XJ 訓練飛行)
・JAL A350の機内(ファーストクラス→クラスJ→普通席)
訓練飛行公開
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写真特集・JAL A350-900福岡公開
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(2)クラスJは新レッグレストで座り心地向上(19年8月19日)
(3)普通席も全席モニター完備(19年8月24日)
(4)大型モニター並ぶコックピットや落ち着いたラバトリー(19年8月25日)
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