エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2019年8月9日 15:45 JST

クラークから首都圏へ初就航 セブパシフィック航空、成田へ週4往復

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 フィリピンのセブパシフィック航空(CEB/5J)は現地時間8月9日、クラーク-成田線の運航を開始した。同社3路線目の成田乗り入れとなる。クラークから首都圏への就航は初めて。

成田空港で放水アーチの歓迎を受けるセブパシフィック航空クラーク発初便=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

就航記念式典でテープカットするセブパシフィック航空のイヨグ氏(右から3人目)と松本支社長(左から3人目)ら関係者=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 月曜と水曜、金曜、日曜の週4往復で、エアバスA320型機(1クラス180席)を投入する。運航スケジュールは各日とも共通で、成田行き5J5068便はクラークを午前7時に出発し、午後0時30分に到着。クラーク行き5J5069便は午後1時15分に成田を出発し、午後5時に着く。

 初便が出発した成田空港第2ターミナル98番搭乗口で開催した就航記念式典で、同社でマーケティング・販売担当バイスプレジデントを務めるキャンディス・イヨグ氏は同路線について「搭乗率85%以上を狙う」とし、「週4往復は観光需要に適している。(増便は)機会があれば考えたい」と述べた。

 また、同社日本支社の松本知彦支社長は「8月中は8割近くの予約率」とし、路線成功の期待が高いとした。

 初便となった5J5068便(A320、登録記号RP-C4100)は149人が利用。正午過ぎに成田へ到着し、放水アーチでの歓迎を受けた。折り返しの5J5069便は159人が搭乗し、午後1時10分過ぎに出発した。

 クラークはマニラの北100キロに位置する経済特別区で、日本企業が多く進出する。同社はクラークを拠点化しており、混雑するマニラのニノイ・アキノ国際空港を補完している。

 同社の成田路線は、クラーク線の就航により3路線となる。クラーク線のほかは、マニラから1日2往復、セブから1日1往復運航している。クラークからの国際線は4路線目で、成田のほかは香港とマカオ、シンガポールへ乗り入れている。

成田空港でセブパシフィック航空クラーク行き初便への搭乗手続きを進める利用客=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

セブパシフィック航空クラーク行き初便の搭乗客=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田空港を出発するセブパシフィック航空のクラーク行き初便=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田空港を出発するセブパシフィック航空のクラーク行き初便=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田空港を出発するセブパシフィック航空のクラーク行き初便=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

成田空港を出発するセブパシフィック航空のクラーク行き初便=19年8月9日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

運航スケジュール
5J5068 クラーク(07:00)→成田(12:30)運航日:月水金日
5J5069 成田(13:15)→クラーク(17:00)運航日:月水金日

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