エアライン, ボーイング, 業績, 機体 — 2019年7月19日 09:29 JST

ボーイング、737MAXの補償49億ドル 運航再開は10月以降に

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 ボーイングは現地時間7月18日、墜落事故が相次いだ737 MAXの運航停止や納入遅延に対する補償など、49億ドル(約5260億円)の費用が発生する見込みだと発表した。24日に発表する2019年4-6月期(第2四半期)決算に計上する。

737 MAXの運航停止や納入遅延で49億ドルの費用が生じるボーイング=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 737の生産コストは、4-6月期は17億ドル増加。737 MAXの運航再開は、10-12月期(第4四半期)の早い時期に、FAA(米国連邦航空局)など当局の承認を得られることを想定している。

 また、737の生産レートについては、2020年に月産42機を57機に増産する計画を進めている。

 4-6月期は737 MAXの関連費用の計上により、売上高と税引前利益は56億ドル減少するとしている。

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