スカイマーク(SKY/BC)は7月5日、神戸空港の発着便を8月1日から増便すると発表した。空港の発着枠拡大によるもの。
スカイマークの神戸路線は、羽田と札幌(新千歳)、仙台、茨城、長崎、鹿児島、那覇の7路線。このうち、増便するのは茨城線と長崎線、那覇線の3路線で、1日1往復ずつ増便する。茨城線は1日2往復を同3往復に、長崎線と那覇線がそれぞれ1日3往復を同4往復に増便する。
機材はいずれもボーイング737-800型機で、座席数は1クラス177席となる。
関西と伊丹、神戸の3空港が果たす役割について、自治体や国土交通省航空局(JCAB)、地元財界などが議論する「関西3空港懇談会」(座長・松本正義関西経済連合会会長)は5月11日に、神戸空港の将来的な規制緩和で合意。2021年ごろまでに、現在は午前7時から午後10時までの運用時間を1時間延長し、午後11時までの16時間に拡大する。発着枠も拡大し、現在の1日60便(30往復)を80便(40往復)に増やす。
増便分の運航スケジュール
神戸-茨城線
BC184 神戸(12:00)→茨城(13:15)
BC185 茨城(13:55)→神戸(15:10)
神戸-長崎線
BC141 神戸(08:15)→長崎(09:25)
BC142 長崎(10:05)→神戸(11:10)
神戸-那覇線
BC597 神戸(15:50)→那覇(18:05)
BC598 那覇(18:45)→神戸(20:45)
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