日本航空(JAL、9201)は3月30日で国内線定期便の運航から退く旧マクドネル・ダグラス(現ボーイング)MD-90型機の記念イベントを、最終便の出発地となる広島空港で行う。
旧日本エアシステム(JAS)が導入したMD-90は、1996年4月1日に就航。広島空港にも同日から就航し、17年間運航を続けてきた。
30日は午後7時10分から同空港ターミナルビル2階搭乗口B付近で記念セレモニーを開催するほか、午後6時半からは3階展望デッキで現役整備士が講師となり、MD-90について解説する航空教室を開く。また、2階JALカウンターの自動チェックイン機付近では、午後5時までJAS時代のレインボーカラー7機の模型やポスターを展示している。
最終便は午後7時40分広島発羽田行きJL1614便。
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