エアバス, エアライン, 機体 — 2019年7月1日 18:55 JST

中国南方航空、A350初号機受領

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 エアバスは、中国南方航空(CSN/CZ)に同社向け初号機となるA350-900型機(登録記号B-308T)を引き渡したと現地時間6月28日に発表した。

中国南方航空が受領したA350-900初号機=PHOTO: F. Lancelot, Master Films/Airbus

 中国南方航空はA350を20機発注済み。座席は3クラス314席(ビジネス28席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー262席)を設定する。初号機は広州を拠点に、上海と北京の各線に投入。その後、国際線への導入を開始する。

 同社が保有するエアバス機は、5月末現在で335機。内訳はA320ファミリーが282機、A330ファミリーが48機、A380が5機となっている。

 日本では、日本航空(JAL/JL、9201)がボーイング777型機の後継機として、A350を最大56機導入。このうち確定発注は標準型のA350-900が18機、長胴型のA350-1000が13機の計31機で、このほかにオプション(仮発注)で25機購入する契約を結んだ。A350-900は主に国内線用777-200の、A350-1000は長距離国際線用777-300ERの後継となる。9月1日から国内線に投入するA350-900初号機(JA01XJ)は、6月14日朝に羽田空港に到着した。

中国南方航空のA350-900初号機=PHOTO: P. Masclet, Master Films/Airbus

中国南方航空が受領したA350-900初号機=PHOTO: F. Lancelot, Master Films/Airbus

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