6月17日から開催されたパリ航空ショーで、ボーイングは大韓航空(KAL/KE)が787型機を30機導入する意向を示したと発表した。カタログ価格で総額63億ドル(約6767億円)。
内訳は超長胴型の787-10が20機、長胴型の787-9が10機。787-10のうち10機は航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)からリース導入し、残り20機は購入機で導入する。
3機種で構成する787ファミリーのうち、787-10は胴体がもっとも長い超長胴型で、標準型の787-8より11.6メートル、長胴型の787-9より5.5メートル長い。設計と部品は787-9と95%共通しており、最終組立はすべて米サウスカロライナ州のチャールストン工場となっている。日本の航空会社では、全日本空輸(ANA/NH)が3機発注しており、4月から国際線に順次投入している。
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