エアバス, エアライン, 機体 — 2019年6月25日 21:50 JST

ジェットブルー、A321XLRを13機導入 A220も追加発注

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 6月17日から開催されたパリ航空ショーで、エアバスはニューヨークを拠点とするLCCのジェットブルー(JBU/B6)が、A321XLRの導入とA220の追加発注を決めたと発表した。発注済みの13機のA321neoをA321XLRに切り替え、オプションの10機のA220-300(旧ボンバルディアCS300)を正式発注した。

ジェットブルーが発注したA321XLRのイメージイラスト(エアバス提供)

ジェットブルーのA220-300のイメージイラスト(エアバス提供)

 ジェットブルーは、低価格で高品質なサービスで他社と差別化。現在193機のA320とA321を運航しており、これまでに85機のA321neo、60機のA220-300を発注済み。今年4月には、既存の13機のA321neoをA321LRに切り替えている。

 A321XLRはA321neoの超長距離型で、航続距離は単通路機では世界最長の4700海里(約8704キロ)。4000海里(約7408キロ)飛行できる長距離型のA321LRと比べ、15%延びる。

 A220ファミリーは、100-135席のA220-100と中胴が3.7メートル長く130-160席のA220-300で構成。両機種は部品を99%共通化しており、パイロットは同じライセンスで操縦できる。

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JetBlue
Airbus
エアバス・ジャパン

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