6月17日から開催されたパリ航空ショーで、エアバスはブリティッシュ・エアウェイズ(BAW/BA)などを傘下に持つ英IAG(インターナショナル・エアラインズ・グループ)が、A321XLRを14機確定発注したと発表した。
14機のうち、8機がイベリア航空(IBE/IB)向け、6機がエアリンガス(EIN/EN)向け。A321XLRはA321neoの超長距離型で、エアリンガスは米東海岸やカナダへ新路線を開設できるようになり、イベリアは大西洋路線への投入や主要路線の増便が可能になる。
IAGはパリ航空ショーで、ボーイング737 MAXを200機発注するコミットメントを表明。発注が確定すると、今年3月に起きた墜落事故後では737 MAXにとって初の大型受注となる。
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IAG
Iberia
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エアバス・ジャパン
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