日本航空(JAL/JL、9201)が9月から国内線に投入するエアバスA350 XWB。初号機(A350-900、登録記号JA01XJ)が6月14日に羽田空港へ到着した。客室は「日本の伝統美」を表現したデザインを採用し、手荷物収納棚(オーバーヘッドビン)は大型のものを備える。
座席数は3クラス369席で、ファーストクラスが12席(2-2-2席配列)、クラスJが94席(2-4-2席)、普通席が263席(3-3-3席)。前方入口にはJALの鶴丸ロゴを掲げた。
全席に電源コンセントと充電用USB端子、個人用画面を備え、機内インターネット接続「JAL Wi-Fiサービス」を無料で提供。地上走行を開始してから駐機場に到着するまで利用できる。映画などのビデオコンテンツは、途中で視聴を中断しても次回搭乗時に続きを楽しめるようにした。
ファーストクラスのシートは、日本の航空機内装品メーカーのジャムコ(7408)と共同開発。シートピッチは53インチ(約135センチ)で、座席幅は約51センチ。15.6インチの個人用モニターを備える。
座席は電動で操作でき、振動式のマッサージ機能も導入。大型シェルと隣席との間仕切りにより、個室空間を目指した。
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