エアバスは現地時間6月17日、ロサンゼルスを拠点とする航空機リース会社エアリース・コーポレーション(ALC)と同日にローンチしたA321neoの超長距離型「A321XLR」27機を含む計100機導入で基本合意(LoI)したと発表した。
A321XLRのほかはA220-300が50機、A321neoは23機を追加導入する。ALCはA321neoを139機発注済み。5月末現在で24機受領している。
エアバス機全体では287機を発注しており、今回の基本合意が確定発注となった場合387機となる。
A321XLRはA321neoの航続距離をさらに延長したもので、航続距離は4700海里(約8704キロ)で、単通路機では世界最長となる。エアバスによると、東京を起点とした場合、シドニーやデリー、アンカレッジ(米アラスカ州)などへ飛行できるという。
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Air Lease Corporation
Airbus
エアバス・ジャパン
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