ニュージーランド航空(ANZ/NZ)は現地時間5月27日、ボーイング787-10型機を8機購入する方針を発表した。カタログ価格で総計27億ドル(約2955億円)。現在8機保有する777-200ERを置き換える。
エンジンは米GE製GEnxを選択する。ニュージーランド航空は787-10の初号機を2022年に受領する見込みで、完納は2027年を予定する。置き換え対象となる777-200ERは、2025年までに退役する見込み。
787-10は、3機種で構成する787ファミリーでは胴体が最長となる超長胴型の機体で、標準型の787-8より11.6メートル、長胴型の787-9より5.5メートル長い。設計と部品は787-9と95%共通しており、最終組立はすべて米サウスカロライナ州のチャールストン工場となっている。
ニュージーランド航空は787-9のローンチカスタマーで、2014年6月30日に初号機(登録記号ZK-NZE)を受領。現在は13機運航している。
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