エアバスは現地時間3月14日、ルフトハンザ ドイツ航空(DLH)の監査役会がA320neoを含む100機のA320ファミリーと2機のA380の発注を承認したと発表した。カタログ価格で総額112億ドル(約1兆752億円)。エンジンの選定結果は後日DLHが発表する見込み。
100機の内訳は、A320neoとA321neoが35機ずつの計70機、シャークレット付きのA320従来型機が30機。A380の発注は今回で3回目となる。
ルフトハンザグループが現在運航中のエアバス機は385機にのぼり、世界最多。A320ファミリーが271機、A330が41機、A340が63機、A380が10機となっている。
今回発注が承認されたA320neoなどの単通路機導入により、既存機を置き換える。シャークレット付きA320では約4%、エンジン換装型のA320neoでは15%燃費が向上する。エアバスでは、A380は競合機種と比べて12%燃費が良いとしている。
ルフトハンザグループのスイス インターナショナル エアラインズ(SWR)も同日、ボーイング777-300ER型機6機の発注コミットメントを発表している。
関連リンク
ルフトハンザ ドイツ航空
Airbus
エアバス・ジャパン