エアライン, 空港 — 2019年5月10日 16:55 JST

エアプサン、中部LCCターミナル移転 9月供用開始

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 韓国のLCCエアプサン(ABL/BX)は9月20日から、中部空港(セントレア)のターミナルを変更し、同日から供用を開始するLCCターミナル「第2ターミナル(T2)」へ移転する。T2への移転を表明しているのは3社目となる。

中部空港のLCCターミナルへ移転するエアプサン=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 T2は現在のターミナルから300メートルの場所に建設。鉄道や高速船が発着するアクセスプラザからは550メートルで、2018年10月にオープンしたボーイング787型機を展示する複合商業施設「Flight of Dreams(フライト・オブ・ドリームス)」内部を経由し、およそ7分で到着する。

 T2への移転に伴い、出発時施設使用料も変更となる。T2の供用開始により「第1ターミナル(T1)」に改称する現在のターミナルの場合、大人が2570円、子供が1290円。T2移転後は大人が1280円、子供が640円となる。

 エアプサンの中部路線は1路線のみで、釜山から1日1往復乗り入れている。

 現在までにT2への移転を表明しているのは、エアアジア・ジャパン(WAJ/DJ)と韓国のLCCチェジュ航空(JJA/7C)の2社。中部空港を運営する中部国際空港会社は今後、拠点としてるジェットスター・ジャパン(JJP/GK)をはじめ、LCC各社との交渉を進める。

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エアプサン
第2ターミナル(中部国際空港)

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