愛知県は、9月に開催される航空宇宙産業のビジネスマッチング「エアロマート名古屋2019」に出展する企業を募集している。出展料を支援するほか、商談やフォローアップを支援する。申し込みは6月7日まで。
エアロマート名古屋2019は、航空宇宙産業への新規参入や国内販路拡大、海外展開を目指す企業をつなげるビジネス商談会で、ボーイングやエアバスなどの機体メーカーのほか、サプライヤー各社、航空各社が参加する。
出展料の支援対象となるのは、県が名古屋市などと構成する「あいち・なごや航空宇宙産業海外販路開拓推進コンソーシアム」がエアロマートに設置する「あいち・なごやパビリオン」で、通常の出展料3500ユーロ(約44万円)を20万円の負担で出展できるようにする。広さは1社あたり6平米で、30社程度を募集。県内に本社があることや、製造・設計・開発などの拠点があること企業が応募できる。県のウェブサイトから申込書を入手し、メールで申し込む。
2014年に初開催となったエアロマート名古屋は、2017年に引き続き今回で3回目となる。9月24日から26日までの3日間開催され、仏abe(advanced business events)社の航空・防衛イベントを開催する部門・BCI Aerospaceが主催し、名古屋商工会議所と共催する。24日はセミナーを名古屋商工会議所で、25日と26日は商談会を名古屋市中小企業振興会館吹上ホールで開く。
今回は参加する企業を20カ国300社、商談件数は4000件を目標とする。2017年の前回開催では、261社・団体が参加。参加バイヤーは70社以上で、日本のほか米国や英国、フランス、ドイツ、イタリアなど17カ国が参加した。
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