エミレーツ航空、ドバイ万博PRのデザイン機　A380と777、40機に導入完了

　エミレーツ航空（UAE/EK）は現地時間4月10日、2020年に開催されるドバイ国際博覧会（ドバイEXPO）をアピールする特別塗装機について、40機すべてに導入を完了したと発表した。エアバスA380型機とボーイング777型機に20機ずつ施し、EXPOが終了する2021年4月まで運航する。

3色そろったエミレーツ航空のドバイEXPO特別塗装機となる777（同社提供）

　ドバイEXPOのロゴ大きくあしらった特別塗装機で、機体ごとに青と緑、オレンジの3色を施した。青はMobility（可動性）、緑はSustainability（持続可能性）、オレンジはOpportunity（機会）を意味し、それぞれEXPOのテーマを表現した。

　特別塗装40機目となったのはA380で、オレンジでデザインした。

　EXPOの特別塗装は、2017年11月に初号機となる青色の777-300ER（登録記号A6-EPK）を公開。日本にも就航し、A380をドバイ－関西へ投入した2018年10月28日には青いデザイン（A6-EOC）、翌29日には緑色のデザイン（A6-EON）が飛来した。

　ドバイEXPOは「Connecting Minds, Creating the Future（心をつなぎ、未来を創る）」をテーマに、2020年10月20日から2021年4月10日まで開催される。中東では初開催となり、期間中は約2500万人の来場を見込む。

ドバイEXPOを青色でPRするエミレーツ航空の777-300ER（同社提供）

ドバイEXPOを緑色でPRするエミレーツ航空のA380＝18年10月29日 PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

ドバイEXPOをオレンジ色でPRするエミレーツ航空の777（同社提供）

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