エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2019年4月5日 19:48 JST

バンブー、日本初就航へ 28日、茨城にチャーター

By
  • 共有する:
  • Print This Post

 ベトナムの新興航空会社バンブー・エアウェイズ(BAV/QH)は現地時間4月28日に、日本へのチャーター便の運航を開始する。初便は茨城を発着し、ベトナムと日本両国のツアーに活用する。

チャーター便で日本に初就航するバンブー・エアウェイズ(イメージ、エアバス提供)

 ベトナム側はホーチミン発着、日本からはハノイ着発のそれぞれ3泊4日ツアーに投入し、エアバスA321neo(2クラス206席:ビジネス8席、エコノミー196席)で運航する。

 4月28日のホーチミン発茨城行きQH442便は午前0時30分に出発し、午前8時30分に到着する。折り返し便はハノイ行きQH431便となり、午前9時30分に茨城を出発し、午後1時20分に着く。

 5月2日のハノイ発茨城行きQH433便は午前1時30分に出発し、午前8時30分に到着する。折り返し便はホーチミン行きQH446便となり、午前9時30分に茨城を出発し、午後2時10分に到着する。

 バンブーは、ベトナムの複合企業・FLCグループが2017年に設立した新しい航空会社。今年1月16日に就航し、現在はハノイとホーチミンを拠点に、ベトナム国内17路線を運航している。今後は日本や台湾、韓国など北東アジア市場への進出を検討している。同社のチャーター就航を支援したエアーチャータージャパン(東京・千代田区)によると、今回の日本へのチャーター便は、同社初の国際線運航となる見込みだという。

 現在はエアバス機のみを保有。エアバスの受注リストによると、3月末現在、A319とA321neoを1機ずつ、A320を2機導入している。2月にはボーイング787-9型機の10機発注を発表している。

運航スケジュール
QH442 ホーチミン(00:30)→茨城(08:30)運航日:4月28日
QH431 茨城(09:30)→ハノイ(13:20)運航日:4月28日

QH433 ハノイ(01:30)→茨城(08:30)運航日:5月2日
QH446 茨城(09:30)→ホーチミン(14:10)運航日:5月2日

関連リンク
Bamboo Airways

ベトナム新会社バンブー、787-9を10機発注(19年2月27日)
ベトナム新会社バンブー、787-9を20機導入へ 日本就航も検討(18年6月26日)
越FLCグループ、A321neo導入へ 新会社「バンブー」最大24機(18年4月5日)