ピーチ・アビエーション(APJ)は3月9日、協賛するジャパンインスティテュート・日本文化芸術機構主催のアートイベントの一環として、横浜ランドマークプラザのガーデンスクエアで客室乗務員によるミニファッションショーを行った。
APJには個展を開くなどアーティスト活動を行っている社員が多いことや、ブランドコンセプトもアートを念頭に置いたものであることから、昨年12月から若手アーティストなどを支援する活動「Peach Loves ART! Project」をスタートした。
客室乗務員の尾形明日香さんは、趣味で制作したAPJの制服を着たキューピー人形を会場で披露した。尾形さんに制作したきっかけを尋ねたところ、5、6年ほど前にご当地キューピーが流行った際に興味を持ち、友人の結婚式でウェディング衣装をまとったものを作ったことだったという。
ファッションショーでは、ジャパンインスティテュートが募集した35歳以下の次世代アーティストによる、客室乗務員を“動くアート”に見立てた小物をまとった3人の客室乗務員が登場した。
関西空港を拠点とするAPJが、関東地方でイベントを開催するのは今回で2回目。4月12日からは関西-仙台線を開設し、札幌を除くと初めて東日本へ就航する。会場ではAPJの機内販売商品やエアバスA320型機の模型など、両社のグッズが当たる抽選会が行われた。
現在、APJは国内線5路線と国際線3路線を運航中。今月22日に関西-福岡線を1日5往復10便に増便し、4月の仙台線開設のほか、6月14日に関西-新石垣線、9月13日に沖縄-新石垣線と関西-釜山線の開設をそれぞれ予定している。
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