ボーイング, 官公庁, 機体, 解説・コラム — 2019年3月31日 22:30 JST

地球365周で退役 写真特集・政府専用機B-747-400

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 航空自衛隊が運用してきた現行の政府専用機「B-747-400」(機体番号20-1101、20-1102)が3月31日で退役し、4月1日からは「B-777」(80-1111、80-1112)が任務運航に就く。

3月末で退役予定の現政府専用機B-747=19年3月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 空自によると、当面は任務に支障が出ないようB-747も運航可能な状態を維持し、B-777のみで問題ないと判断した段階で、正式に運用から離脱させるという。B-747の機体は運航が正式終了後に売却されるが、貴賓室は取り外す。一つは静岡県浜松市にある空自の広報施設「エアーパーク」に展示し、もう一つも無償貸出を条件に貸出先を決める。

 1993年に初の任務運航に就いたB-747は、千歳基地の特別航空輸送隊が運用。機種交代式典が開かれた3月24日時点で100カ国を訪問し、269カ所に寄港。任務運航は349回にのぼる。地球を365周分にあたる約1460万キロを飛んだ。

 本写真特集では、日本籍で運航された最後の旅客型747-400となるB-747を取り上げる。

*写真は21枚。
*機種交代式典の記事はこちら

3月末で退役予定の現政府専用機B-747=19年3月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

千歳基地の特別航空輸送隊格納庫に描かれた政府専用機のエンブレム=19年3月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

3月末で退役予定の現政府専用機B-747=19年3月24日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire


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