全日本空輸(ANA、9202)と資生堂(4911)は、4月1日から国際線ファーストクラスと成田・羽田のANAスイートラウンジで資生堂のアメニティを提供する。
日本と北米、欧州を結ぶ国際線ファーストクラスでは、機内アメニティとして資生堂の子会社ザ・ギンザのスキンケアブランド「ザ・ギンザ コスメティックス」のベーシックケアセットを提供。洗顔料と化粧水、乳液の3品とコットンをセットにした。
成田と羽田のスイートラウンジではシャワーブースの利用者に、資生堂の子会社資生堂アメニティグッズの高級アメニティブランド「ルモンドール」のバスタイムセットを用意する。シャンプーとコンディショナー、ボディーソープのセットで、持ち帰り可能。
また、国際線ファーストクラスとスイートラウンジの化粧室に、ルモンドールの化粧水と乳液を設置。機内やラウンジでの肌の乾燥対策として用意した。
ANAによると、日本の航空会社として日本製品や日本のサービスの質の高さを乗客に感じて欲しいという。資生堂もANAとの取り組みによる消費者との接点拡大や、資生堂グループから発売される商品の愛用者拡大につなげたい考え。
ANAと資生堂は昨年12月にも乳幼児連れの乗客を対象に、スキンケア用品を提供している。