エティハド航空(ETD/EY)は、発注済みだった62機のエアバスA350 XWBのうち42機をキャンセルした。
同社は2013年11月に、標準型のA350-900を40機、長胴型のA350-1000を10機発注。その後、A350-1000を12機追加発注した。
エアバスが発表した2月末時点の発注リストによると、エティハドはA350-900をすべてキャンセル。A350-1000は22機のうち2機をキャンセルした。
エティハド航空は、A350と同サイズの機材として、ボーイング787型機を71機と、開発中の777Xを25機発注済み。787は長胴型の787-9を41機、超長胴型の787-10を30機で、777Xはメーカー標準座席数が3クラス350-375席の777-8を8機、400-425席の777-9を17機発注している。
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