春秋航空日本(SJO/IJ)は、成田-寧波線を4月下旬をめどに開設する。1日1往復を予定しており、運航スケジュールは今後発表する。
同社はボーイング737-800型機(1クラス189席)を6機保有。国内線3路線と国際線4路線の計7路線を運航しており、寧波線は5路線目の国際線となる。
春秋航空日本によると、寧波は中国東部にある浙江省の副省級市で、同省の経済中心地。人口約820万人の港湾都市で、唐や宋、明、清の時代に中国の海外貿易の玄関口として栄えた。室町時代の「日明貿易」も寧波が中心となり、歴史的な名所も数多くあるという。
中国で初めて人工知能を導入した都市で、中国政府が掲げる産業政策「中国製造2025」の指定都市。一人当たりのGDPが高く、訪日の潜在需要が高い地域であることから、新路線開設を目指す。
春秋航空日本は、2014年8月1日に就航。現在は体制の立て直しが進められており、社長には日本航空(JAL/JL、9201)のパイロット出身の樫原利幸氏が2018年3月に就任した。6月からは、JALと整備子会社JALエンジニアリング(JALEC)への航空機の管理を含む包括的な整備業務委託を始めた。
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春秋航空日本
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