日本航空(JAL/JL、9201)によると、成田-グアム線は台風2号の影響により、2月23日から25日にかけて欠航や遅延、出発地への引き返しなどが生じる可能性があるとしている。
気象庁によると、強い台風2号は23日午前9時現在、マリアナ諸島付近を時速10キロの速さで北北西へ進んでいる。中心気圧は955ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートル、最大瞬間風速は60メートルで、中心から130キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。
JALでは、23日の成田発グアム行きはグアム空港へ着陸できない場合、成田空港へ引き返す可能性があるとしている。24日と25日は、欠航や大幅な遅延が生じる可能性が高くなっているとして、旅程の変更を検討して欲しいという。
このほかの航空会社でも、欠航や遅延の発生が予想され、各社では最新情報をウェブサイトなどで確認するよう、呼びかけている。
JALは現在、成田-グアム線を1日最大2往復で週10往復運航。機材はボーイング767-300ER型機の新仕様機「スカイスイート767」(2クラス199席:ビジネス24席、エコノミー175席)を投入している。
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