エアライン, 空港 — 2019年2月21日 18:12 JST

下地島空港、香港エクスプレスが7月就航 初の国際線

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 三菱地所(8802)は2月21日、旅客ターミナルが3月30日に開業する沖縄県の下地島空港に、LCCの香港エクスプレス航空(HKE/UO)が7月に就航すると発表した。

下地島空港初の国際線として就航する香港エクスプレス航空=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 香港エクスプレスは、7月19日から香港-下地島線を週3往復で就航予定。運航日は火曜と金曜と日曜で、運航スケジュールは初日の金曜の場合、下地島行きUO814便が香港を午後2時10分に出発し、午後5時20分に着く。香港行きUO815便は午後6時35分に下地島を出発して、午後8時5分に到着する。機材はエアバスA320型機で、座席数は1クラス180席となる。

 航空券は2月21日から販売。就航を記念し、片道2280円のセール運賃を25日まで販売する。搭乗期間は7月19日から10月26日まで。このほかに空港税や燃油サーチャージなどが必要になる。

 1979年7月5日に開港した下地島空港は、3000メートル(RWY17/35)の滑走路が1本で、国内唯一の民間ジェット機の訓練空港として利用されてきた。ところが、日本航空(JAL/JL、9201)が2011年度まで、全日本空輸(ANA/NH)が2013年度までで撤退。定期便は、1994年7月22日に日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)が那覇-下地島線を運休して以来、乗り入れていない。

 3月30日に開業する旅客ターミナルは、三菱地所が設立した下地島エアポートマネジメント(宮古島市、SAMCO)が運営。同日から約24年ぶりになる定期便として、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が成田から就航する。香港エクスプレスは、下地島に就航する2社目の航空会社になる。

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