企業, 空港 — 2019年2月18日 13:50 JST

下地島空港、開港前に見学会 ツアー限定、3月25日に

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 クラブツーリズム(東京・新宿)は、3月30日に開港を控える下地島空港の見学ツアーを実施する。3月25日に実施し、駐機場など供用前の空港内を約2時間見学する。

下地島空港ターミナルのイメージイラスト(三菱地所提供)

 ツアーでは、チェックインや保安検査など、旅客ターミナル内の施設を見学できるほか、駐機場にも立ち入る。当日はツアー客向けに、ターミナル内の売店やレストランも営業。ツアーはクラブツーリズムが貸切で実施する。

 羽田出発のみ設定し、3月24日から26日までの2泊3日を予定する。ツアーでは下地島空港の見学会のほか、宮古島などの観光名所を巡る。最少催行人員は25人で、定員は84人。

 下地島空港は1979年7月5日に開港。地方管理空港で、滑走路は3000メートル×60メートル(RWY17/35)が1本、スポット(駐機場)は大型機用が5つ、中型機用が1つ、利用時間は午前8時から午後7時30分まで。

 島全体が空港用地となっており、国内唯一の民間ジェット機の訓練空港として利用されてきたが、日本航空(JAL/JL、9201)が2011年度まで、全日本空輸(ANA/NH)が2013年度までで撤退している。2017年には、バニラエア(VNL/JW)が訓練を実施した。

 定期便は、1994年7月22日に日本トランスオーシャン航空(JTA/NU)が那覇-下地島線を運休して以来、乗り入れていない。

 2017年10月からは、三菱地所(8802)などがLCCやビジネスジェットの誘致に向け、旅客ターミナルの整備を進めている。旅客ターミナルは今年3月30日に開業。同日から、ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)が約24年ぶりになる定期便を運航し、成田から乗り入れる。

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下地島空港
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【お知らせ】
2段落目の駐機場見学について、表現を一部変更しました。(19年2月18日 16:03 JST)

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