昨年10月に東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会と航空会社では初めてオフィシャルパートナー契約を結んだ全日本空輸(ANA、9202)は3月3日、2020年夏季五輪の東京開催に向けた招致活動の一環として、応援メッセージをラッピングした機体を国際線に就航させた。
使用機材はボーイング777-300ER型機(登録番号JA734A)。初便のフランクフルト行きNH209便は定刻の午後0時20分に成田空港を出発した。
同機は機体中央部に招致ロゴなどが描かれている。初便以降は便や路線を固定化せず、開催都市が決定する9月まで国際線で運航する予定。国内線では昨年11月22日から767-300(登録番号JA8357)で運航している。
ラッピング機就航を記念し、3日午前10時から成田空港で式典が行われ、女子卓球の福原愛選手(ANA)らが出席。出発ロビー床面に描かれた五輪競技のトリックアートを楽しんだ。