日本航空(JAL/JL、9201)は、成田-モスクワ線を夏ダイヤが始まる3月31日から週7往復(1日1往復)のデイリー運航に増便する。
現在は週4往復で月曜と水曜、金曜、日曜発だが、2017年にビザ発給要件が緩和され、日露間の需要が拡大していることから増便が決定。機材は従来と同じボーイング787-8型機(3クラス161席:ビジネス38席、プレミアムエコノミー35席、エコノミー88席)を予定している。
運航スケジュールは、モスクワ行きJL421便が成田を午前10時45分に出発して、午後3時着。成田行きJL422便は午後5時15分にモスクワを出発し、翌日午前8時35分に到着する。
首都圏とロシアを結ぶ便は、アエロフロート・ロシア航空(AFL/SU)がモスクワ-成田線を週7往復、ウラジオストク-成田線をS7航空(SBI/S7)が週5往復と、オーロラ航空(SHU/HZ)が週4往復運航。JALは同じ航空連合「ワンワールド」に加盟するS7とコードシェアを実施しているほか、アエロフロートと包括提携を結んでいる。
競合の全日本空輸(ANA/NH)は、早ければ2020年春にも東京からモスクワとウラジオストクへ就航を計画している。
運航スケジュール
JL421 成田(10:45)→モスクワ(15:00)
JL422 モスクワ(17:15)→成田(翌日08:35)
関連リンク
日本航空
JALとロシア
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