全日本空輸(ANA/NH)は1月23日、成田-チェンナイ線を冬ダイヤ期間中(10月27日から20年3月28日)に開設すると発表した。日本初の直行便で、ANAのインド路線は3路線に拡大する。
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機材や運航スケジュールは未定だが、ボーイング787型機で1日1往復となる見通し。インド南東部のチェンナイはベンガル湾に面し、自動車産業を中心に製造業が盛んな都市で、訪日やアジア-北米間の旅客に加えて貨物需要が期待できる。
現在ANAが運航するインド路線は、成田-デリー線とムンバイ線の2路線で、いずれも1日1往復。機材は787-8と787-9を需要に応じて投入している。
日印間の直行便はANAのほか、日本航空(JAL/JL、9201)が成田-デリー線を1日1往復運航しており、成田-ベンガルール(バンガロール)線を2020年3月に始まる夏ダイヤまでに開設する。エア・インディア(AIC/AI)も、成田-デリー線を週4往復運航している。
関連リンク
全日本空輸
10月27日就航
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JALもインド路線拡大
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